MB-S1/10

2012年3月3日土曜日

PHASEが「MAD PAINT」を発表した号

表紙

もちろん「MAD PAINT」の画面。
キャプションによると
驚異の悪ノリソフト「MAD PAINT」で描いた浮世絵のミックスだそうです。
小さく里中満智子が「天上の虹」を同ソフトを使って描いた画面も見られます。
「PHASE」はこの8号で休刊(廃刊?)となってしまいました。おそらく日立の家庭用パソコン戦略の方向性が変わったために家庭用パソコン中心の雑誌も無くなってしまったというところでしょうか。残念。
裏表紙

工藤夕貴が7号とはちょっと違うと言うところが小憎らしい。










この「MAD PAINT」は作者の大龍泳一氏が2つの感動から生み出した作品とのこと。
ひとつはマッキントッシュのリサテクノロジーとその申し子であるMACPAINT。コンピューターに触れた事の無い人は感動せずにはいられないという使いやすさ。
もうひとつはS1のハードウェアと高速なBASIC。究極の8ビットマシンであるS1とそのハードウェアに支えられ、磨きがかけられたS1BASICに魅力を感じたとのこと。
とは言うが、実は半分はMACPAINTのパロディだと言うのです。冗談半分でBASICで作っていたら、本当に出来てしまって、しかもパロディの元を追い越してしまった(カラー化)とのことで、PHASE編集部がこのプログラムを8号で公開したと言うわけです。
必要なシステムは
S1本体、64KB拡張RAM、カラーディスプレイ、フロッピードライブ、マウス、プリンタ
このソフトで使いやすいユーザーインターフェースとは何かを考えていこうという主旨だそうです。

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